森に優しいカカオ
カカオの木について
カカオの学名は「Stercurliaceae Theobroma Cacao (Linnaeus)」で、アオギリ科テオブロマ属に属します。「テオブロマ」は「神の食べ物」という意味で、メキシコのアステカ神話に由来しています。主なカカオの品種にはクリオロ種、フォラステロ種、トリニタリオ種があります。カカオは赤道近くの高温多湿な地域で栽培され、主な産地は西アフリカ、東南アジア、中南米です。カカオの樹は半日陰を好む常緑樹で、高さ7~10メートル、幹の太さ10~20センチに成長し、枝だけでなく幹にも実をつけます(幹生果)。
森に優しいカカオについて
カカオの産地で問題となっている森林の破壊と劣化。ガーナの森を守るために、私たちのカカオ豆は、畑の位置情報をマッピングし、森林保護地域で生産されていないことを確認できた生産者から調達しています。また、生産者の所得向上のため品質に対してフェアな金額を支払い、苗木を配布し緑化を推進しています。
EUにて森林破壊と森林劣化に関する新しい決まり「欧州森林破壊防止規則(EU Deforestation Regulation/EUDR)」が発効されました。 この規則はEU市場で販売、もしくはEU市場から輸出される対象品が「森林破壊に関わっていない」と証明することを義務付けており、ガーナのカカオ豆も今後EUDRに準拠したレポートの提出が求められます。
今後、Forest Friendly CocoaでもEUDRの基準に準拠した取り組みを行う予定です。
品質の良いカカオ豆のための収穫後工程
カカオの品質は品種、土壌・気候、そして収穫後の工程で決まると言われており、特に発酵工程が味に大きな影響を与える重要な工程となっています。
主な収穫後の工程は、収穫、カカオポッド割り(カカオ豆の取出し)、堆積・発酵、撹拌(二回)、乾燥となっています。ガーナでは80万世帯いると言われているカカオ農家が、それらの重要な収穫後工程を担っています。
風味の特徴
ディアソ産のカカオ豆は、発酵・乾燥工程の管理により、雑味が少なく、しっかりしたカカオ感、アーモンド、生クリーム、ロースト感が感じられるカカオ豆となっております。
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カカオ感
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アーモンド
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生クリーム
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ロースト感
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担当者
石本満生
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